決定「ムーンショット型研究開発事業/大気中からのCO2回収及び固定・利用に関する社会実装モデル等に関する調査」に係る実施体制の決定について
2023年12月5日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、「ムーンショット型研究開発事業/大気中からのCO2回収及び固定・利用に関する社会実装モデル等に関する調査」に係る公募を実施し、ご提案いただいた3件の提案について、外部有識者による採択審査及びNEDO内の審査を経て実施予定先を決定いたしました。
なお、採択審査委員一覧は、別添のとおりです。
募集事業について
1.件名
ムーンショット型研究開発事業/大気中からのCO2回収及び固定・利用に関する社会実装モデル等に関する調査
2.事業概要
総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)において、日本発の破壊的イノベーションの創出を目指し、挑戦的な研究開発(ムーンショット)を推進するものとして、「ムーンショット型研究開発制度」が創設されました。本制度に基づき、NEDOは、ムーンショット目標のうち目標4「2050年までに、地球環境再生に向けた持続可能な資源循環を実現」を担当する研究推進法人として、プログラムディレクター(以下「PD」という。)に公益財団法人地球環境産業技術研究機構(RITE)理事長の山地憲治氏を任命し、挑戦的な研究開発を推進しています。
「ムーンショット型研究開発制度の運用・評価指針」において、PDは、ムーンショット目標を戦略的に達成していくためのポートフォリオ(プロジェクトの構成(組み合わせ)や資源配分等の方針をまとめたマネジメント計画。)を構築し、プログラムを統一的に指揮・監督することが定められています。
本調査では、MS目標4におけるPDのポートフォリオマネジメントの支援を目的として、大気中からのCO2回収及び固定・利用に関する技術に関して社会実装モデル等の検討を行います。なお、CO2回収の具体例としては、化学吸収や物理吸着、電気化学、膜等を用いて工学的に大気中からCO2を回収する技術および炭酸塩化、バイオマス等の自然界のCO2吸収源を活用して大気中からCO2を吸収・固定する技術を調査対象とします。また、CO2の固定・利用技術に関しては、CO2回収に付随していない技術(例えば、カーボンリサイクル技術として単独で研究開発されているもの)も含めて調査対象とします。
3.実施予定先
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社
4.事業期間
2023年度~2024年度
詳細資料
募集要項
技術・事業分野 | 分野横断的公募事業 |
---|---|
プロジェクトコード | P18016 |
事業名 | ムーンショット型研究開発事業 |
事業分類 | 調査等 |
対象者 | 企業(団体等を含む)、大学等 |
問い合わせ先
新領域・ムーンショット部 ムーンショット型研究開発事業推進室
担当者:村田、吉田
E-MAIL:moonshot-office@nedo.go.jp
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